毛のはえたようなもの

インターネット的なものをつらつらとかきつらねる。

SIGGRAPH2009@ニューオーリンズ参加報告

SIGGRAPH2009に参加してきました。
すっかりレポートが遅くなって、家の彼氏も余韻をのこしたまま寝そべっています*1

概要

経緯

いろいろな経緯でゴールデンウィークをつぶして原稿を書くことになり、Posterで発表してきました。
デモ説明要員ですね、わかります。

SIGGRAPHって?

ACM主催の画像処理系の学会です。
バリバリ画像処理からアニメーション、インタフェース、アートまで。
なんでもありなお祭りのような学会でした。
冒頭の写真のかえるくんがつけてる首飾りをへぇい!へぇい!って投げてくるような雰囲気でした。*2

どこでやったの?

アメリカのニューオーリンズで。
日本からだとどこかの空港を経由して行くことになりますが、経由地(ワシントンダレス空港)での入国審査で引っかって、1日遅れでニューオーリンズ入りすることに。アメリカにはきをつけろ!

みてきたもの

記憶に残っているものをいくつかピックアップでご紹介。

E-tech(デモ展示コーナー)
  • 主にここにいました。
  • Twinkle:東大舘研の小型プロジェクターを使ったインタフェース。カメラと組み合わせることで、妖精さんと戯れることができるすてきなものでした!
  • Sound Scope Headphone:ヘッドホンをして楽器と相対することで、その楽器の音色に注目しながら曲を聴けるインタフェース。楽器は日本からもってきて先生と二人で組み立てたと仰ってました。大変><
  • AmbiKrafウェアラブル・ディスプレイ。仕組みは温度変化できる機構と温度によって色が変わる染料。
  • UnMousePad:力のかかり具合がわかる透明シート。ディスプレイと組み合わせることで、薄くて高密度に情報が取得できるインタフェースにはやがわり!でした。*3
  • An Interactive Retrographic Sensor for Touch, Texture, and Shape:ものを押し付けると、そのものの3次元形状がわかるゲル。またはオレオ。
アート系展示

大きく分けて、生物系と可視化系とがピックアップされていました。

  • Fur-Fly:串山先生の最新作、ふわふわディスプレイ。かわいい。もぞもぞうごくし。今度のSIGGRAPH Asia(横浜)でみれるといううわさを聞きました。
  • Hylozoic Soil:わさわさうごく植物。展示設置期間中に大人数のスチューデントアシスタントが組み立ててた。動画もあるでよ
ポスター
  • 日本人ばっかり!私の列は8割日本人でした。
  • ちらほらと現れる英語圏の型に片言の英語で説明するのだけどうまく言えた気がしてない。
  • 日本語のほうはばっちりだったZE!!

こぼればなし

  • 寒い。長袖2枚+半袖2枚きてあの寒さはなんだよ。アメリカ人半袖半ズボンで闊歩してるとか。寒すぎて廊下走ってた。
  • 行きの飛行機の中でデジカメなくしたので写真がありません。
  • 仕方ないから新しいデジカメ買った(o^冖^o)うふふ仕方ない仕方ない
  • 英語、どうにもならないかと思ったけど、どうにかなった。だがしかし、うまくなったのではなく、度胸がついたとしか言いようがない。
  • ホテルのシャワーが難しかった。レバーみたいなのを反時計回りに180度まで回転させることができるんだけど、90度までまわすと水。180度まわすとあついお湯。丁度いい温度にするためには180度まわして60度ぐらい戻すとベスト、というのがわかったのは2日目だった。水風呂は寒い。

*1:余韻:ニューオーリンズのお祭りのときにつけるきらきら首飾り

*2:実際投げられた

*3:説明している人がかっこよかったって、一緒に行った人がきゃあきゃあしていてかわいかった。