毛のはえたようなもの

インターネット的なものをつらつらとかきつらねる。

オンライン即売会イベントまとめ

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オンラインイベントを活用した即売会(物販を伴うイベント)事例を集めてみました。

即売会はオンラインイベントになりうるか?

自分の観測範囲内で記載しているものなので、やや偏りがあります。
こういうイベントが有るよ~というのがあったらぜひ積極的に教えていただけたらなと思います。

Pixivで行われるWeb即売会

先駆的な事例としては、Pixivで以前から行われている音楽限定の即売会。
booth.pm
もともとコロナとは関係なく、リアルな即売会で音創作は試聴してもらいにくいという点をWebで解決する試みで、2014年から行われてきた。
最近はアプリゲームやアナログゲームオンリーなどが開催されている。
booth.pm

エアイベント

TwitterなどのSNSで開催されるハッシュタグによるエアイベント。
リアル開催できなくなったイベントの開催日に、自宅で設営して画像をTwitterに投稿するなどして作家がエアイベントを開催するもの。
エアデザフェスや、エアコミケなどが開催された。
air-boo.com
上記サイトでは、そういったイベントを横断的に見ることができる。

なお、エアイベントなので、実際に通販するしないも作家個人によりまちまちであり、当然決済・発送も作家ごと。
主催には一切収入が入らない仕組みのため、収益面・モチベーション面で積極的にしたくはないとおもわれる。

minne ハンドメイドマーケット

minne.com
コロナの煽りをうけてかなり初期の頃(2020年2月下旬段階)になくなったリアルイベント。
minneさんの対応は早く、3月末のリアルイベントの中止とともに、オンラインイベントへの切り替えが発表された。
当日はインスタライブや、動画による紹介、特設ページなどの設置があった。
もともとminneの主戦場であるECインフラ上で行われたためか、サークル・一般ともに参加費は無料。
Twitterなどでも作家さんも宣伝が行われ、盛り上がった印象。

砲雷撃戦!よーい!in秋葉原海域

www.melonbooks.co.jp

ビックサイト等で開催されていた艦これの同人誌即売会を、メロンブックス秋葉原の実店舗とオンライン販売を組み合わせてイベントにした事例。メロンがもともと同人誌販売店であることから、すでにある販売網を利用しての開催のためとても参加費・手数料ともに良心的。
8/22,23開催。(実際どうだったのか後で追記)

紙博

online.kamihaku.jp
毎年かなり盛況に実施される紙ものの物販。
2020年は完全オンライン開催としたうえで、出展者によって出展者からの発送か、会社を超えてまとめて発送するサイト(いずれもStores.jpを利用)を立ち上げ実施している。
企業参加が多く、ファンが多いイベントなので、オンライン動画配信なども多数行う。動画イベントのへ参加及びECサイト自体の閲覧は有料。
財力・企画力がすでにあればこうしたい!!という事例。

いきもにあ

www.equimonia.net
毎年大規模に行われる、リアルな生物をモチーフにした創作物の即売会。
今年は完全にWeb開催となる。
いきもにあWebサイトから、作家の個人ECサイトにリンクを貼る形式で実施される。その他、書店やリアル店舗などにイベントサイトの広告をしてもらえたり、講演会などが実施される。
ちなみに参加費8,800円(税込)!!
11月14日(土)〜11月23日(月・祝)開催。(実際どうだったのか後で追記)

ComicVket

www.comic.v-market.work
VR空間で行われるオンライン即売会。
VRChatやCluster等を利用して、PCまたは携帯端末、VR機器から参加可能。
友達と待ち合わせると友達とアバターで一緒に見て回る事ができるらしい。
なんと参加費無料。びっくり。
見本誌登録可なので本を売るにはいいかも。販売は個人の通販サイトなので、発送も個別と思われます。
VR機器に慣れていないと空間に酔います。酔いました。ソフトを入れる必要もあり、少し障壁が高いかも。

技術書典

techbookfest.org

技術書のイベント。毎年大規模に行われていたが、今年はオンライン開催。2020.09.12-09.22
オンラインで電子書籍または、電子書籍と紙の本のセットを販売できる。紙の本オンリーの参加は×。

pictSQUARE

pictsquare.net
オンライン即売会プラットフォーム。
主催は参加費を集めたりサークル管理をする機能、サークル参加者は個別ECを登録する機能・サークルカットとお品書きを登録する機能などがある。
参加者は、RPG風の2Dバーチャル空間を歩き回りサークルを見回ることができる。サークルスペースではサークル主とチャットも可。
決済や発送は作家ごとであり、ECサイトのリンク集との差異はバーチャル空間とチャット機能。

ギャラリーによる通販

もともと、作家に対してボックス貸しをしている店舗では、イベントによってオンライン通販対応や、動画イベント対応している事がある。
探せばもっとある。。。はず・・。
ふたばねこさん
覚王山クリエーターズマーケットさん

もふっとあつまれ展

www.shiki-official.com
通常のリアルギャラリーイベントともに、予約制のビデオ通話でギャラリーのなかを見回る事ができるイベントがあった。

セキセイ文化祭

togetter.com
毎年東京で開催しているセキセイインコグッズオンリーのギャラリーイベント。
サークル参加者から主催のもとに作品を集め、複数作家を横断的に購入できるオンライン通販サイトを立ち上げて販売した。
その1週間後に(通常通りの)実地イベントを行った。

番外:ECで同人誌が売れないのはなぜか

note.com