夢を語ることと手段
あることを実現させたいとき。技術*1がなくては駄目。
技術があるとき、したいことがなくては駄目。
したいこと。夢あるいは目標。
2005年、大学一年の冬。デジタルアートフェスティバルである作品をみた。それ以来頭から離れない。技術的に「すごいこと」をしているのにそれを凌駕するきれいさだった。
技術をつかってなにかを実装するのはとても泥臭くて地道な作業。傍目からはとても簡単そうに見えても自分でやろうとするとうまくいかないことなんて日常茶飯事。だからやってみなくてはいけない。何かを実現するためには技術が必要。
でも、何か実現したいものがないのにつけた技術は使われることがない。何か実現したいものを発想する能力。夢あるいは目標を、興味をみつける能力。
その二つは同期していることがほとんどなくて、ある物事については技術が先行していて、ある物事については夢だけがある。
どちらも揃わないと実現できない。でも先行しているほうが必ず後者を引っ張る力になると思う。
東京には手を伸ばせばきっかけがたくさん転がっている。伸ばせば。
雑多で中途半端だけどたぶん何かあると思う。ないかもしれない。でも今はあると信じたい。
*1:理論と言い換えてもよいと思います。工学部なので技術で統一して書きましたが