高熱に発達した乳腺炎は風邪と区別がつかない
最近このブログはもはや技術ブログでない様相を呈しているし、
RSS受診者のほとんどは男性で関係ない話だろうけれども書き留めておきます。
結論から先に
乳腺炎って?
赤子と母乳との需要と供給が合わず、母乳がたまって炎症を起こすものです。
乳房が張る、熱を帯びる、痛みがある、しこりがある、熱がある、とひどくなっていって、最後は膿が出るまでいったりするようです。
自分の場合
ある日インフルエンザのときのような関節痛があり、数時間後に発熱。咳・鼻水なし。
病床でgoogle先生に問い合わせたところ、そういう風邪もあるとのこと。
また、乳腺炎で発熱を伴う場合は手を上げられないほどの痛みを伴い乳房が張ったり、熱を持ったりするものらしいとのこと。
自分はいつも過多気味であり、張ってはいるものの、いつもと違う痛みがなかったため、ただの風邪だと思い内科に行きました。
「ただの風邪ですね。」
内科では風邪薬が出ました。
しかし1日たっても解熱しません。せき、鼻水もないまま。
ん?これはもしや?と思い発熱翌日に助産院を探して受診。
症状を述べたところ「これは乳腺炎ですね」。
最近急に冷えたからでしょう~と言われました。
そして普通乳腺炎は炎症部を冷やすよう言われますが、逆に風呂に入ってあっためるように言われました。
家に帰って風呂に入り、翌日解熱しました。
高熱に発達した乳腺炎は風邪と区別がつかないという話
最終的には解熱したし、子が発熱することもなく、めでたしめでたしとなった。
風邪も乳腺炎も簡単な外来で受診した程度では精密に判別することはできないらしい。
今でも結局風邪なのか乳腺炎なのかわからない。治った事実だけ。
乳腺炎は急に来る。急に発熱すると結構焦る。子に感染する病気なんじゃないかと。
乳腺炎だと判別できる医療機関は限られる。母乳外来がある産院で産んでいれば駆け込めるが、そうでない人と里帰り出産した人は近くの助産師のいる医者、もしくは助産院、出張助産師さんを調べておくといいかもしれない。大病院は紹介状が必要だったりするので、小さな病院からスタートせざるをえない。案外みてくれるところ、ないです。
あと今回急に倒れたときに夫が仕事を休んでくれて1日子の面倒をみてくれたため何とかなったところがあり、夫は大事にしようと思いました。
また赤子も哺乳瓶でミルクも飲めるようにしておいたので、預けることができました。
二人とも慣れないところ、ありがとう。
ネット上には痛い乳腺炎の話はたくさんあるのですが、乳房が張る程度の症状で発熱することもあるとどこかに書いておきたくて記事にしました。大部分の方には関係ない記事でしょうが、どこかの誰かが検索したときに早めに解熱できるように、ネットの海にこの記事を放出します。
おまけ1: 金の話
お金が大好き蛙さんなので、お金の話も書いておきますね。
今回母乳マッサージ(1時間)でかかった費用は7000円でした。
出張助産師さんでもそれくらいするみたいですね。
健康保険の対象ではありませんが、助産院での施術なので医療費控除控除の対象にはなるみたいです。
参考:kotominori.blog88.fc2.com
あと、発熱している状態で駅から遠い初めて行く病院だったので、ケチなわたくしもついタクシー使ってしまいました。
しめて1万円ぐらいです。乳腺炎にはお気を付けて!
おまけ2: 授乳中よそ見しない!
夫のマンガ棚からすかさず一冊とって授乳すれば読めることを発見した
(たぶんそれらしい人からは不良な母として怒られる行為)
— kaeru_san (@kaeru_san) 2015, 8月 21
これを書いた数日後に発熱しました。
授乳中は愛情を注ぐために授乳に集中してとよく本なんかに書いてありますが、
どちらかというと、乳腺炎にならないために必要なんじゃないかと今は思います。
具体的には赤子に効率よく飲んでもらうために、きちんと飲んでいることを確認し、乳を圧迫しながら授乳しなくてはならないため、よそ見しないぞと心に誓いましたとさ。