毛のはえたようなもの

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毛の生えた母親のようなもの

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出産しました。

突然ですが、H27.7.7 7:58に第一子を出産しました。
一分おしい。

一時切迫早産防止のため入院しましたが、妊娠中はいわゆる食べづわりを蒟蒻ゼリーでなだめていたり、空前のたこ焼きブームが訪れたぐらいで、出産自体もスーパー安産でした。
陣痛の始まりとされる、10分おきの痛みがいつもの生理痛以下だったため、普通に寝てしまっており、これは陣痛か?と気がついた時にはすでに7分おきで、痛くてたまらない時間は正味2時間弱しかなかった。
個人的には出産自体の痛みよりそのあと縫った痛みと母乳マッサージのほうが正気な分、地味につらかった。
里帰り出産だったため、夫は東京から岐阜まで始発で駆けつけてくれましたが間に合いませんでした。せっかちでごめん。

さて、忘れないうちに妊娠期間中これやってよかった&あれやればよかったと、里帰り出産をするにあたって準備したものをまとめたいと思います。

妊娠期間中やってよかった&やっておけばよかったこと

下記は基本的に妊婦なら関係する事柄とは思うけれど、一部はフルタイム勤務で育休後フルタイム復帰を目指すことを前提としています。

産院を予約する(目安:予定日が決まったらすぐに)

妊娠判明から予定日が決まるまである程度猶予があるので、その間に下記を決めて産院を予約する。

  1. 家の近くで産む or 里帰りする(≒産後一ヶ月家事育児の手伝いをしてくれるのが夫or実家という選択肢です)
  2. 普通の産院にする or 産み方にオプションを求める(無痛分娩、計画分娩、高齢出産対応、フリースタイル分娩などなどなんだかいろいろある。値段が違う)

陣痛から出産まで短いこともあるのでできれば家から近いことが優先かとおもいます。
また、里帰りしない場合ははじめにかかった婦人科等からかなり早めに転院することになるけれど、案外突発でかかりつけの病院に行くことがあるので家からの近さは重要。

産んでから盲点だなと思ったのは、産院を予約した時点で、分娩だけではなく、実は産後数日の入院メニューも決定されること。例えば

  • 食事の内容
  • 個室or大部屋
  • 助産師さんたちの雰囲気、夜勤帯の人数
  • 当日から母子同室or夜は別室で母親を寝かせてくれる
  • 母乳指導方法は個室or授乳室で集団指導
  • 退院後、母乳外来や小児科外来の案内が手厚いかどうか

正直産むまで想像つかなかったけれど、実はあの一週間で母体の回復度合いも違うと思うので、知り合いに聞けるなら入院中のメニューや、退院後のサポートについても聞いたほうがいいかなと思います。
自分の予約したところは助産師さんたちの雰囲気もよく、個室で、食事もおいしくて、退院用の赤子服とおくるみ付き、なぜかアロママッサージつきで、さながらホテルみたいなのに、出産費用相場(出産育児一時金控除前金額が50万)の範囲内で大変満足でした。

また、里帰り出産にしたので、実家には大変甘えさせていただいております。
ありがとうございます。

保育園を調べる、見学する(目安:安定期から)

都会の保育園事情は厳しい。
現実を受け止め、場合によっては引っ越しするためにも調査が必要。

保育園は家からの近さが優先ポイントになるが、地図から探せる自治体は少ない。
あと、認可保育園はその自治体に住民票が必要だけど、無認可は越境できるため、調べるのが結構大変です。
東京都なら下記のサイトから保育園と幼稚園を地図から調べられます。住んでるところの大体の数を知るにはいいとおもいます。23kids.tokyo


本当は見学、無認可の予約までしたかったけど、妊娠後期は思いがけず切迫早産防止のため安静にしていないといけなかったので、安定期までに見学を終えるのが良かったなあ…
(とはいえフルタイム勤務でいつ平日昼間に見学行くのかは未だに謎)

引っ越しする(目安:安定期までに)

保育園事情と社宅を出る必要があったので引っ越ししました。
産休間近の8ヶ月で引っ越ししましたが、作業でかなりお腹が張ってしまったので、できれば安定期に入ったらすぐお腹の大きくならないうちにすればよかったなあ…と思った。

育児用品を購入する、またはもらう(目安:安定期までに)

したことないのに用意する必要があるのが育児用品。
育児用品なんてよくわからないし産休入ってからでいいやーと思っていたのだけれど、結局切迫で入院することになったので、ギリギリセーフでした。
やっぱり安定期までがベストだなと。
長くなるので実際用意したものは本記事下部をご覧ください。

出産後の手続を調べて夫にレクチャーする(目安:里帰り前に。臨月前までに)

出産後数日間、母体は物理的に動くことができず、退院後も2、3時間おきの授乳があるので、手続は夫に頼むことになる。

[育児] 子 | Thu, May 15. 2014 - 氾濫原 [HANRANGEN]
ネットの友人cho45さんのブログ↑を参考に、自分の住んでいる自治体サイトと、扶養に入れる予定の健康保険の加入手続を調べて出生後滞りないよう夫にレクチャーする。

  1. 出生届(出生地or戸籍or住民票ある役所)
  2. 健康保険証の申請(扶養にいれるほうの会社等)
  3. 乳幼児医療証の申請と児童手当の申請(住民票のある役所)

あと、引っ越しをしている場合、児童手当の申請に住民税関係の書類取得も必要になる。

もちろん、すぐ出生届が出せるように子供の名前も決めておく。

住民票やら戸籍ができるのが早い条件は「出生地=本籍地=住所地」だけど、我が家はそのすべてが違っており、出生地と住所地が遠く、母子手帳を住所地まで持っていくことはできなかったので、出生地で出生届を出してもらいました。
この場合手続に最長10日必要らしいです。

なお、子の健康保険証ができるまでは自費だけど、領収書かあればあとから遡って返金請求も可能。
遡れないのは児童手当で、申請月からの支給になるようです。

陣痛タクシーを調べる(目安:臨月前までに)

昼間一人になる時間があるなら陣痛タクシーを調べる必要がある。
陣痛の妊婦を拒否するタクシー会社もあるので。
利用したタクシー会社は郵送登録が必要だった。早めに調べたほうがよかったなあ…。
なお、結局父の車で産院に行ったけれど、出産後引き続きチャイルドシートつきのタクシーも利用できるコースになっていて、出産後に通院するのに利用した。(退院後一ヶ月検診含めて2、3回通院すると思う)

任意保険に入る(目安:とくになし)

それまでつわりも何にもなかったのに、最後の三週間弱、切迫早産防止のため入院することに。
トイレと食事以外はベッドで横になる日々…。
入院費は一日一万円程度。
健康保険がきいたうえに、高額医療費で自己負担額がだいぶ少なくなるものの、備えあれば憂いなしということで。
保険は妊娠と関係なく入っていたのだけれど、結果的に良かったなと思ってます。
加入期間に制限があるものの、帝王切開になってもきく保険もあるので何か入って良いかと。

妊娠期間中、入院のために買ったもの

マタニティグッズも個人の体型・体調によるし、入院用品も入院先病院で準備してくれるものが多く、個人差が大きいので割愛する。

マタ服に関しては、ユニクロと無印で何とかなるし、マタマタしくなくていい。ストッキングはここらにリメイク方法があるでよ。
妊娠中のストッキング・タイツについて普通のストッキング・タイツより... - Yahoo!知恵袋


実家の黒歴史をすてる(目安:安定期までに)

子供に発見される前に。
精神的ダメージでお腹が張るので安定期までに!


準備した育児用品リスト

それらしい雑誌を見ればリストは載っているけれど、「里帰り=産後一ヶ月」に特化したリストはあまりないと思うので書きとめておこうと思います。
というのも、したことないからリストのうち何がいついるかわからんから、買うのに困るのだよ!!!!

銘柄をこだわって買ったものは実際の商品リンクはっておきます。逆にもらいものした場合はもらいものと記します。

参考にしたサイト、本

したことのない事柄に対して物を準備するのはすごくハードル高いことなので、買う前にすこし調べた。
というか、cho45さん、さまさまです。ありがとうございます。

[育児] 年末だし子供関係で買ったものを一括でレビューするぞ!!! | Wed, Dec 10. 2014 - 氾濫原 [HANRANGEN]

授乳関係

母乳・ミルクのにおいが洗っても取れないなんて知らなかった。私の周りにあるものが乳臭いぜ!

  • 授乳クッション (もらいもの。普通のクッションでも代用可だが臭いついてもよいものを。)
  • 哺乳瓶・ニップル・消毒用品・粉ミルク(2015/08/02追記 家族に子供を預けて3時間以上お出かけしたいときにはやっぱり必要。)
  • 円座クッション (もらいもの。縫ったところが痛いので。帝王切開ならいらない)
  • 育児が終わったら捨ててもいいと思える前開きの服 (ミルク臭くなるので会社に着ていくような服を着ていると悲しくなる)
  • 授乳対応ブラorキャミソール(ベルメゾンで購入した。家ではこれで過ごしている!)

www.bellemaison.jp


あと、必ずないといけないわけではないけど、「育児ノート」はあってもいいかもしれない。
授乳時間、排泄、睡眠時間を記入するようなやつ。とりあえず母乳外来でどれくらいの頻度で授乳しているか聞かれるので、見せることができて便利だった。アプリのものも試したけれど、眠い時は紙で書いたほうが早いし、置いておくと赤子の様子を見にきた家族が見たりしてるので今後も紙にする予定。今のところもらい物で済ませているけれどほぼ日にアップグレード予定。

排泄関係物品

  • 新生児サイズオムツ 1パック(出生体重によってはすぐサイズアップするのでとりあえず1パック=約一週間分。なお、授乳のたびにだいたいうんちをしていらっしゃるので、一日10枚ぐらい使う)
  • おしりふき 最低5パック (一週間約1パック換算)
  • オムツ廃棄袋 最低60枚 (一日2枚換算。ケチケチとオムツ5個入れて捨ててる。BOSは本当に臭わなくてすごい。)

替えている最中に次の排泄をはじめて案外汚れるので、おむつ替えシートがあってもいいかもしれない。
今のところはビニールみたいなもので代用している。

衣類、風呂関係

夏なので少なめ。肌着は誰かにもらえるならもらったほうがいい。

  • 長肌着、短肌着 各5枚ぐらい(西松屋の安いやつ+もらいもの)
  • お出かけ着 1-2枚ぐらい
  • 寝具(西松屋の1万円のセット布団を購入したが、現在は私の布団と融合し添い寝状態になっている。)
  • 押せば泡が出てくるベビー用石鹸
  • ガーゼハンカチ 5枚ぐらい
  • 沐浴布(ガーゼ)
  • バスタオル(普通のもので代用可)
  • 綿棒(赤子用にするかは気持ちの問題のような…)
  • 赤ちゃん用爪切りはさみ (生まれたときから案外爪が伸びていて、すぐ必要。自分でよくひっかいている)

ピジョン ベビー つめきりハサミ  (ホワイト)

ピジョン ベビー つめきりハサミ (ホワイト)

  • 体温計(20秒ぐらいで測れるなら大人用でいいと思う)
  • 沐浴槽 (↓便利なんだけど、レビューによれば1か月ぐらいで穴が開いたりするらしい。様子見…。)

リッチェル ふかふかベビーバスR グリーン

リッチェル ふかふかベビーバスR グリーン

おでかけ用品

里帰り出産において産後一ヶ月で赤子をつれて外を出歩くのは「退院」「母乳外来(母乳の量が足りてるか検査するやつ。ない病院もあるかも)」「一ヶ月検診」「お宮参り」「新幹線で家に帰る」。

  • 授乳ケープ(もらいもの)
  • 新生児対応抱っこひも(もらいもの)
  • おくるみ(購入したりもらったりした)

ゆくゆくはマザーバッグやおむつポーチも欲しいけれど、病院通いぐらいであれば手持ちのリュックで十分。

チャイルドシートは実家でしか使わないので、初めレンタルすることも考えたが、送料込みだとレンタル1か月5000円前後かかることが判明。4歳まで使えて1万円ぐらいのものを買えば十分元が取れることに気が付いたため、購入。
場所を取るのが問題ですね。すいません。>親

帰りの新幹線は授乳室関係で予約を取った方がよさそうだ。allabout.co.jp

Wishlist

Twitterでwishlistはよという@をいただいたので、公開してみんとす。
育児経験者の方はこれ便利よ!というのがあったら初心者マーク付きのかえるにご教授ください。
http://www.amazon.co.jp/gp/registry/wishlist/MTQ1C9NEYB3R/

送付先住所を紐づけていないのと、5月に引っ越しているので、もしいただけるという方はお手数ですが何らかの方法で連絡をください…。お返しもちゃんとしたいのです。よろしくお願いいたします。