毛のはえたようなもの

インターネット的なものをつらつらとかきつらねる。

情報系学生・若手エンジニアのための交流企画 に行ってきた!

情報系学生・若手エンジニアのための交流企画に行ってきました!

参加された方、ありがとうございました!お話してくださった方、楽しかったです!
そして川原先生、企画運営ありがとうございました。


簡単にレポートなど。

パネルディスカッション

モデレータとして岩佐さん(id:wa-ren)、パネリストとして大谷陽明さん、尾藤正人さん、柴田竜典さん、加藤篤延さんがお話してくださいました。SI、大企業エンジニア、ベンダ、ベンチャーとIT職種をほぼ網羅。
前半一時間はパネリストの方たちのお話をハチロク世代が聞き、その後1時間質疑応答という形で行われました。
もっともっと長かったのですが以下では簡単にトピックと話の流れを箇条書きで。

  • IT企業に勤める人はただの部品か? → むしろ全体が見えていないと何もできない。
  • 下積みは長いか、必要か → 大企業は5年〜8年だが適当だと感じている。ベンチャーはなし。
  • 一人で10人分の仕事をする人はいるか → いる。質がよければ10人より一人で書いたコードのほうがいいときはいい。
  • 自分の好きなように仕事ができるか → 責任はある。ただし企業としてやらなくてはならない仕事もある
  • 入社5年でスキルがついたと思うか → ○
  • 今後エンジニアを続けたいか経営者になるか →個人の性格の問題と、会社のカラーによる。
  • これからエンジニアを評価できるような会社になるべき→起業してそういう会社を育てるべき(尾藤さん)


IT企業と言ってもいろいろな職種があってやっぱり向き不向きがあるものだと思いました。
ITとひとくくりにするにはあまりに職種がさまざまで、プログラミングも好きだけれど、全体を統括するのが好きな人はSI向きであるし、逆にプログラミングが好きであったりあるひとつのことにとことん詳しくなる!ということならばエンジニアやベンダに、自分で何でも好きなようにやりたいという野心があればベンチャーにと言ったところでしょうか。
仕事内容と自分の適性に齟齬が生じたとき、泥のように・何かの部品のように働いているような虚無感が生まれるのでないかと思います。
また経営側とエンジニア側が相互に互いの職種についての知識がないのも問題なんでしょうね。とはいえ私自身経営学には滅法弱いのでなんとかせねば。どうして大学に経済学のおもしろくて基礎的な授業がないんでしょうね。

小ネタ

追記

参加された方や、ぶくままされた方へ。ぜひこれを読まれるとよいと思います。
泥カンについて一言 - 日記を書く [・w・] はやみずさん
このカンファレンスのターゲットがどこに、意味は何だったのかは、立場によって違う、という話。
包括的な意味づけがしづらく、個人的な感想に留まってしまうのはきっとこのせいだと思いました。